近年のブルンジ珈琲の発展は目を見張るものがあります。
☆ブルンジの北西部にあるカヤンザ県の最北部ルワンダとの国境の町カバロレエリアにあるカジバジバ丘で生産されるコーヒー。 ドーレラバリミイ組合が所有するカジバジバ・ウォッシングステーションのロットです。
「ドーレラバリミイ」は、「コーヒー農家の救済」を意味し、「カジバジバ」は、ウォッシングステーションがある丘の名称。
2010年に組合を結成し、2013年にウォッシングステーション操業。 2014年にはCOCOCA(生産者組合の共同事業体)に参加し、208名の組合員と860名の非組合員の生産者がカジバジバにチェリーを持ち込んでいます。
2017年にはドーレラバリミイ組合としてFLO認証を、COCOCAのメンバーとしてもFLO認証を取得。
パーチメントから袋詰めの工程は、ホラママ・ドライミルにて行っている。輸出はJNP COFFEEが担当。JNP COFFEEは、ブルンジで生まれ、米国でMBAを取得したジャニーヌ・ニヨンジマが起業し、スペシャルティーコーヒービジネスおよび女性の地位向上を目指して活動している企業。
2023年現在、組合員数は733名、女性253名、男性480名。
◆ブルンジのCOE最終年で5位入賞ステーション!
ブルンジのCOE参加は2012年~2015年 2017年~2019年まで7年。 その中で複数回入賞してますが、最終年の2019年には5位入賞。 2020年からはCOEは開催されておらず、オークションを通さずに良質なロットの買い付けが可能となっています。
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◇アフリカの中央、タンガニーカ湖(世界で2番目に深い湖)北東部にある共和国ブルンジ産のコーヒー。 ブルンジは、北にルワンダ、西にコンゴ民主共和国そして東にタンザニアと国境を接する内陸国。 面積は北海度の3分の1程度の小さな国。 隣国ルワンダが”千の丘の国”と呼ばれるのに対してそれ以上に丘を持つことからブルンジは"1,001の丘の国”の異名を持ちます。 実際に国土の大部分が標高2,000m級の高原、丘陵が占める山岳地帯で、アフリカのスイスともいわれています。 高標高ゆえに寒暖差が大きいことはもちろんですが、西部あるタンガニーカ湖があることから霧など発生し珈琲栽培にはいう事のない好条件を有する本格派のコーヒー生産地です。 ◆そんなブルンジは、外貨収入の7割以上がなんとコーヒー貿易、就業人口の約9割が珈琲関連従事者という珈琲生産プロ集団国家となっています。各農園は非常に小規模なものの、そのほとんどがスペシャルティコーヒーに特化しています。 カッピング・・・まさにブルンジらしい香味といっていいでしょう。 カシスやアプリコットの甘酸っぱさにアーシーさがプラスされる複雑で太めの香り。 コクがありジューシーで甘い酸味がしっかり感じられるアフリカらしさのある珈琲。 ベリーやカシスを感じさせる強さのある甘い酸味と、力強いコクが、甘く複雑な味をバランスよく創る。 後味も酸味の強さが悪い方向に向かわずしっかり続く。 焙煎度合いの僅かな差でさらに素晴らしい珈琲に出会える瞬間もあります。 焙煎は、ハイ+~シティがお奨めですが深煎りにも対応します。 思いっきりジューシーさを楽しむも、少し深煎りにしてカカオ感を全面に出すのもお好み次第ですが、アーシーさとカシス系酸味のバランスが程よくとれたハイプラス程度がおすすめ。 |
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