エチオピア ゲデブエリアにある ウォルカ ウォッシングステーションのモカ

今回のこのウォルカ チェルチェレは、名産地ゲデオエリアで生産されるのモカです。 ゲデオ(エチオピアのほぼ中央にある首都アディス・アベバから南に直線距離でおよそ300kmほど進んだあたりがイルガチェフェエリアのあるゲデオ県(末尾地図)です。 このゲデオ県はイルガチェフェと総称される中でも美味しい珈琲を生産するの一大産地です。 そのゲデオ県の最南部にあるのがゲデブ郡です。 そのゲデブ郡の東中央辺り(ピンクの★マーク)で収穫されたのがこの珈琲となります。 ゲデブ郡以下の住所は、chelchele村ウォルカ地区とトレースができます。  この"Chelchele(チェルチェレ)"は、「山に囲まれた緑豊かな平地や畑、泉が湧き出ている土地」という意味、また"Worka(ウォルカ)"は、「金=ゴールド」という意味で、ゲデオ族の言葉が由来となっています。 実際ウォルカWSは、南部諸民族州(Southern Nations, Nationalities, and People's Region)とオロミア州との州境あたりの山深い高地にあります。  因みに南部諸民族州はエチオピアで最も多様性に富んだ州でして数十の種族が共存しています。 変革、改革のあるエリアでして州境の形状は、頻度高く変わる傾向にあります。

精製所の名前はWORKA Washing Station。 ウォルカウォッシングステーション(WS)は、トラコントレーディング社の所有。 トラコントレーディング社は、Omer Ali Shifaw氏によって2008年に設立された家族経営の会社。複数の農園やウォルカを含む精製所も所有します。 
ウォルカWSでは、マネージャーの Yesuf Ali 氏の厳しい監視の下で加工されます。 説明は以下に続きます。

Gedeo Mocha G-1
 エチオピア・モカ◇ウォルカ チェルチェレ ナチュラル G-1
さらにウォルカチェルチェレについて
ォルカWSには周辺の零細農家約845農家から収穫された熟したチェリー(コーヒーの果実)が持ち込まれます。 その845の零細農家は1農家あたり平均約3ヘクタールの小規模な農園を有機栽培にて管理しています。 
農園内には、Wanza、Birbira、Keraroや Dokmaと呼ばれる地元の木々が生い茂ります。日差しの強いエチオピアですので、コーヒーは左下写真のようにこれらの高さのある自然の木をシェイドツリーとして利用した日陰栽培で育まれます。


エチオピア政情と珈琲の動き
エチオピア国内の問題としては、内紛争、深刻な干ばつなどの災害は常にコーヒーの生産にも大きな影響があり価格上昇、品質などに影響を与えています。 また、直近ではハマスやヒズボラとイスラエルの紛争の影響で、紅海南部とそれにつづくエチオピアの主要輸出港であるジブチ港の面前のアデン湾の安全面での問題があります。 この影響でエチオピアからのコーヒー輸出にそのリスクから懸念材料が多々あり価格は毎年の様に上がり今後も上昇傾向にあります。 ただ、大きなリスクのある中で船舶が入港してくれる事にありがたいと感じております。


カッピング・・・モカの中ではクリーミー系部に入る香り。クリーミーな中に華麗な花をベースとした甘い複雑なモカを感じます。  ナチュラル精製モカ風味にジューシーな甘い酸味が絡み、そのバランスが非常に良い。 コクも感じる事ができるモカです。 軽やかながらもしっかりとしたモカですので、最後まで上質で華やかなモカを楽しめる。 後味は冷めても長く甘く綺麗な上質なモカ風味を楽しめます
焙煎・・1ハゼ中盤~2ハゼに入る手前での煎り止め。  焙煎後3日目頃から飲み頃で、中浅煎り程度であれば10日目でも香味の変化を楽しめます。 

生 産 国  エチオピア
生産地域:  南部諸民族州 Gedeo県 Gedeb郡 
Chelchele村 ウォルカ エリア
業   態: 零細農家からの集買
品   種: 在来種
 規   格:  G1
スクリーン:  14~17
標   高:  2,100~2,200
収 穫 期:  2023年10月~2024年1月
 精製方法:  ナチュラル
乾燥方法:  天日乾燥
クロップ年:  2023/2024
日本到着:  2024年8月
梱包保管:  グレインプロ 定温倉庫(15度設定)

   
  アロマ:
  ボディ:
  酸 味:
  後 味:  

 
Worka Chelchele
Natural


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