|
||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
◇サン・セバスティアン農園が位置するのは、大まかに説明しますと首都グァテマラシティから西南西に直線距離35kmほどのアンティグア地域の南西部山麓にあります。 そこは、アカテナンゴ火山の西側の斜面であり、その農地は、南西約9kmにフエゴ火山口(3,763m)、西南西に約8kmにアカテナンゴ火山口(3,976m)、そして南東約8kmにアグア火山口(3,760m)があるという富士山(3,776m)級の山が10km圏内という盆地のど真ん中にあります。 そんな3つの火山を要するこのエリアは、長い歴史の中で火山の噴火による恩恵を受け肥沃な土壌が何層にも重なります。 ◇農園は、3つの大火山から見ますとおよそ北部に位置しており、日射量が和らいだ環境にあるため、冷涼な気候環境下においてチェリーはじっくりと生育し、それが非常にクリーンで繊細な酸味や甘みを生み出すと考えられております。 日中の強い直射日光を避けるため園内にはシェードツリーが生前整然と並びその由緒を物語っています。 そしてその農園の中でも、寒暖差の大きい標高1,750m付近から上の区画で収穫されたブルボン種のみを厳選、華やかに香ります。 ◇ アンティグア地方で必須とされる灌漑や精製に必要な水源は、農園一帯を流れる豊富な水量を誇るGuacalate川の水が使用されます。 カッピング・・・柑橘を感じる甘くとても複雑な香り。 角の取れた甘い程よい酸味と、コクのバランスが秀逸。 とてもスイスイと飲める程の綺麗な風味ですが、その甘味と酸味の複雑な風味構成がとても良いです。 冷めるにしたがい、さすがはアンティグア産というキリっとした酸味が顔を出すこともとてもポジティブです。 後味も美味しく綺麗なままフェイドアウトしてきます。 焙煎・・ハイ+~シティ・・焙煎度合いで繊細な酸味や香りが様々様々に変化します。 基本的に自由な度合いで楽しんでいただいて大丈夫ですが、当店としては風味バランスを楽しめるハイ+がお薦めです。 |
||||||||||||||||||||||||||||
|