◇ホンジュラスでは、珈琲生産エリアを6エリア分けそれぞれの珈琲の特性をアピールしています。
エルメリンダ農園があるのは、
コマヤグアエリア
。 この
コマヤグアエリア、当店としては個人的にとても大好きなエリアとなります。 なぜかと言います、1年に一度開催される世界的な珈琲の展示会に毎度参加しているのですが、そのホンジュラスのブースで試飲できるこの6エリアの珈琲の内、いつも気に入るのはこの
コマヤグアエリアの珈琲なんです。
◇コマヤグアエリアの珈琲の特徴は”甘酸っぱく香りの良い酸味コーヒー。甘くチョコレート風味でクリーミィです。”(ホンジュラス政府の公的機関IHCAFEにより発表されている風味イメージ)。 エリアの全体的なイメージで決して個別の珈琲に当てはまるわけでは無いのですが、エルミランダのパカマラは少し傾向がしっかり出ているようです。
カッピング・・・
クリーム、ビスケットそこに柑橘を感じる甘く複雑で深く高い香り。 コクはまったり感がありクリーミィ。
あま~い酸味はしっかりあり且つ綺麗。 そしてバランスもとても良い。 甘い酸味は冷めても苦みには変わらず、綺麗なまま後味も続く。 更に、冷めてから複雑に風味が変化するパターンの焙煎度合いもありますので、色々と試してほしいです。 兎にも角にも
密度の高いカッチリとした高級珈琲です。 上記のように、
ザ・パカマラ種の特徴が良く出ているロットです。
焙煎:お薦めはハイ+。 焙煎後2日目~香り風味のバランスが良く申し分ありません。