ケニア カブチリ ファクトリー AA

生 産 国: ケニア 
生産地域: エンブ県 キアンジョコモ・カツリリ地区
   業   態: ムルエ生産者組合
 生 産 者:  キアンジョコモ・カツリリ地区の零細農家の生産者850名  
     
品   種: SL28, SL34,バティアン、ルイル
 規   格: AA 
スクリーン: 17/18 
標   高: 1700m~1900m 
収 穫 期: 2021年10月-12月 
 精製方法: フルウォッシュド 
乾燥方法: 天日乾燥 
      
クロップ年: 2021/2022
ロット:  11EC0001
日本到着: 2022年7月 
梱包/保管: グレインプロ/定温保管 

チェリーを工場に持ち込む小規模農家は、当日収穫したコーヒーの実を手選別で完熟チェリーのみに仕分けしてカブチリファクトリーに持ち込みます。
※コーヒー生産者は、小さな土地でコーヒーを栽培し、通常はマカダミア ナッツ、トウモロコシ、豆、バナナなどの作物も栽培しています。

◇チェリーはその日の内にパルピング(果実=赤い部分を取り除く作業)され、一晩発酵槽で発酵させます。 翌日、水路に移されて水洗及びグレーディング(P1、P2、P3、Pライト)された珈琲は、 その後ごく短い間に低床のスキンベッドで簡易乾燥させた後に、高床のアフリカンベッドに移されて9日から15日間天日乾燥を行います。
精製に使用される水源は、近隣を流れる清流エナ川の豊富な水量を誇る水を使用しています。

■今回のロット11EC0001は、10月から数えて11週目に、イベロケニアの提携ミルで、1番目に仕上げられたことを意味します。

カッピング・・・ カシスや柑橘の甘さや酸を感じそこにミックスベリーを少々加えた上で少しアーシーさのあるかなり複雑な素晴らしい香り。 飲み口はケニアの太いコクを少し抑えた上で、甘いジューシーさが効いたとてもバランス感のある風味がいいです。  WINWIN本舗のケニアはどれも良いモノばかり厳選していますが、やはりこれも他に無い独特の個性がありとても良いです。 アフターテイストは、冷えるに伴いパイナップルやアプリコットを感じなど香味が変化していきます。 最後まで複雑なケニア味を楽しめます。

 
焙煎ハイ+~シティ+ 焙煎はさまざまに対応できますが、とてもバランスがとれた美味しさが特徴のケニアですので、ハイとシティの中間ぐらいがWINWIN本舗的にはお薦めです。 
  アロマ:  
  ボディ:
  酸 味:
  後 味:
 ケニアといえば・・・乾いた大自然にライオン,シマウマ、象といった動物達がいるサバンナ的イメージだけがすぐに思いつきます。 しかしケニアには赤道の真上にマウント・ケニアという標高5200メートルの山が国の中央に聳えております。ちなみに日本が誇る富士山は標高約3800メートルですから、どれほど高い山か想像できると思います。 もちろんマウントケニアは万年雪を抱く山でして、乾いたサファリのイメージとは全く異なる自然環境となります。

カブチリ AAは、エンブ県のムルエ生産者組合所有のカブチリ・ファクトリーにてプロセスされたコーヒー。

母体となるムルエ生産者組合は、キアニャンギ、カブチリ、ングルエリ、ギツアラの4つのファクトリを所有しています。 
その中でもカブチリファクトリーは、ケニア独立後の1960年代に建設された老舗ファクトリーです。 エンブでも初期のファクトリーの一つですので、エンブの中心地に建設され当時はエンブ一帯の農園にサービスを提供していました。 現在は、多数のファクトリーが建設されましたので、近隣のKianjokomo と Katuririの850の農家にサービスを提供しています。

ロケーションはケニア山の真南山麓よりほんの少し東側のエンブエリア。 カブチリファクトリーがあるエリアは、エンブ県の最北部の農園で西隣りのキリニャガ県とは僅か7kmほどの県境にあります。 このエリアは、ケニアの良質な珈琲を生産する産地でもより高標高の地となり非常に素晴らしい栽培エリアです。 


 この
カブチリ・ファクトリーは最上級グレードAAで、ケニアの高地産ならではの甘い複雑な香りや柑橘・ベリーなどフルーティ且つちょっとアーシーな深みのある風味を感じることができる良質な上級コーヒーです。 
 抽出前の豆を挽いたドライの状態でかなり素晴らしい香りを発しておりますので、ドライの状態での香りから存分に楽しんでくださいませ。 


 


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LOT:11EC0001
AA
KENYA
KAVUTIRI FACTORY