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◇ミラフローレス創始者の二人は、最初に100ha以上の農園にスペシャルティ珈琲を生産するために投資、しかしながら有機栽培珈琲の生産という事で生産性は低いままでした。 さらに、その当時以前から中南米ではコーヒーに壊滅的な影響を与えるサビ病がが蔓延しており、その影響で2013年までには栽培地が10haまでに減少します。 その後もサビ病の影響と戦いながら生産を続けますが、2018年に彼らはペルノール社と提携、生産性が低い上に病気に弱かったこれまでの昔ながらのティピカ種だけの生産を諦め、残った10haにティピカの新苗を含め、ゲイシャ、ジャバ、ブルボン、カツーラと綺麗に新たに植え替え、35haにまで栽培地を戻します。 ◇世界に通じるスペシャルティコーヒーを生産すべく、最新の農法で厳格な施肥、持続可能な方法、品質管理を徹底した栽培を行います。 そうして新生ミラフローレス農園になってから最初の収穫は2020年です。 2021年からはゲイシャなど新たな品種が収穫されるようになりました。 2024年春から当店取り扱い同農園のゲイシャ、ティピカがとても良く、ジャバも良いので取り扱いに至りました。 通常であれば当店が1農園3品種を取り扱うことはこれまでの20数年の歴史でも無いのですが、良いジャバ種な滅多に出会えませんので決断しました。 良い農園ですので、何を作っても出来がいいです。 カッピング・・・中米の良いJAVA種はゲイシャ寄りの香味があります。 甘く少しWiney香。フローラルな中にゲイシャにもある例え難い何とも高級感のあるかなり華やかで複雑な香りが良いです。 コクあり、バランス良しの高級珈琲です。 香りそのままの風味ですが、ツルリとした滑る口当たりの中に少しドライ感などもありとても美味しいです。 そして後味も秀逸。 後味にあるその旨味がたまらないです。 焙煎・・焙煎はハイ~ハイ+でバランスを損なわないよう火を入れるのがおすすめ。 |
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