★ミラフローレス農園はペール北部のアマゾナス州の山中にある町のロンニャ・グランデ地区からさらに10km程度勾配激しい山道を登ったオルティス・アリエタ集落にあります。

経済的には決して豊かな地域ではありませんが、コーヒー栽培に有利な高標高にしてマイクロクライメイトの栽培条件がコーヒーに適合。 また、タクタマル川、シャフインド川などの素晴らしい川に囲まれた水源豊富なエリアであり、その環境条件を利用してのコーヒー栽培が盛んです。

 
ミラフローレス農園は、斬新な感覚をもった新しい気質のあるベンチャー農園。
農園主は、マヌエル・ロハスとエスター・レケホ。 苦労に苦労を重ね今回のような素晴らしい珈琲が生産できております。

全農園面積35ヘクタールの内10ヘクタール(東京ドーム2個相当)でティピカを栽培しています。完熟チェリーを収穫し、水洗い、フローター選別後、水なしでパルピング。14℃の発酵槽で18時間。水洗後、20日間の自然乾燥を行う。2023年生産量7245キロ。

ミラフローレス農園の事の始まりは、元々珈琲業界に精通していたこの2人が、2002年にペルー北部での珈琲農園の生産性の低さに気づく事から始まります。  彼らはその生産性の低さを打破すべく農園業にチャレンジします。 現在はペルーのスペシャルティコーヒーの栽培と販売の専門企業ペルーノール社と提携し素晴らしいコーヒーを生産するに至っています。(詳細は下に続く)

ミラフローレス農園紹介YouTube
PERU
Finca Miraflores
Washed
TYPICA
Micro Lot:5454
   ペルー  ミラフローレス農園  ティピカ  LOT 5454


生 産 国: ペルー
生産地域: アマゾナス県ウチュバンバ郡ロニャグランデ地区オルティスアリエタ町  
農 園 名: ミラフローレス農園 
 農 園 主: Manuel Rojas and、 Esther Requejo
業   態: エステート(零細農家
品   種: ティピカ
 規   格: ペルースペシャルティー G-1
スクリーン: 15UP
標   高: 1720m-1914m
収 穫 期: 2023年 8月-12月
 精製方法: フルウォッシュ
乾燥方法: 天日乾燥(日陰ベッド)
クロップ年: 2023
日本到着: 2024/3月
梱包保管: グレインプロ・定温保管

ミラフローレス創始者の二人は、最初に100ha以上の農園にスペシャルティ珈琲を生産するために投資、しかしながら有機栽培珈琲の生産という事で生産性は低いままでした。  さらに、その当時以前から中南米ではコーヒーに壊滅的な影響を与えるサビ病がが蔓延しており、その影響で2013年までには栽培地が10haまでに減少します。 その後もサビ病の影響と戦いながら生産を続けますが、2018年に彼らはペルノール社と提携、生産性が低い上に病気に弱かったこれまでの昔ながらのティピカ種だけの生産を諦め、残った10haにティピカの新苗を含め、ゲイシャ、ジャバ、ブルボン、カツーラと綺麗に新たに植え替え、35haにまで栽培地を戻します。 
 
世界に通じるスペシャルティコーヒーを生産すべく、最新の農法で厳格な施肥、持続可能な方法、品質管理を徹底した栽培を行います。 そうして新生ミラフローレス農園になってから最初の収穫は2020年です。 ティピカ種は農園の1/3の面積で栽培される看板商品。 今では米国、韓国、日本、台湾、ヨーロッパを含む世界のスペシャルティコーヒー市場に輸出されています。


カッピング・・・ ティピカの鑑ような香味です。 ティピカらしいバランスの取れた素晴らしい香り。 花、クリーム、蜂蜜を感じ甘く華やかです。 風味もまさにティピカ。 甘くジューシーな酸味、マイルドなコクが気品高くバランス良く、複雑な風味を構成します。 後味も最後まできれいでマイルドでおいしい。
焙煎・・焙煎はハイ~ハイ+でバランスを損なわないよう火を入れるのがおすすめ。
  アロマ:  
  ボディ:
  酸 味:
  後 味:  
 
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