〔銀杏煎りや金ザルを改造した焙煎器(蓋付き)〕重量250g〜350g
価格:1,500円〜3,700円          焙煎可能量 150g〜250g

長所
安い
 
見ての通り、蓋付きザルに木の柄を付けた、このタイプの焙煎器は単純構造ですので安いです。

欠点豆を入れると結局重い/キッチンがかなり汚れます
 手焙煎で美味しいコーヒーを作るには、10分以上は左右に振りつづける必要がありますので軽るければ軽いほど良いです。何も持って無くても手を10分間左右に振りますと疲れますから・・。
 このタイプは、焙煎器そのものはそれほど重くは無いのですが、焙煎容量が多く(少ない生豆量だと焙煎が難しくなります)
結局かなり重くなります。 その点で腕力・忍耐力に自信の無い人にはお勧めできません ※火力を強くしていっきに焙煎すれば美味しいコーヒーにはなりませんが、5分程度で焙煎はできます。
 焙煎中には、コンロの隙間や、台所の隅々に珈琲豆の表皮である
チャフが焙煎器の上下左右のザルの隙間から飛び散ります。 蓋のついてないタイプや、蓋の網目の大きいタイプの銀杏煎り系焙煎器はNGです。 焙煎中には、火の粉が舞います。 コーヒー焙煎用の網は、目が多少細かく出来てますがそれでも結構散らかりますので室内での使用には向きません。 焙煎には、手間を掛ける事は惜しんではいけませんが、省ける手間は最大限省く事も必要です。焙煎後には美味しいコーヒーができますが、掃除も、綺麗にするには、五徳等をはずし、掃除機を使用しての掃除は不可欠です。
野外で焙煎したり、散らかっても良い場所で焙煎する場合は大丈夫です。



〔煎り上手〕    重量240g  WINWIN本舗推奨商品
価格:5,200円(本体価格)                焙煎可能量  最大90g程度
 手焙煎器のおすすめ商品です!まず手始めにここから始めるのもアリです。 しかし、手間を惜しむ人は、思い切って最初から電気式を買ってしまいましょう。 なぜなら折角美味しい自家焙煎コーヒーです。 手焙煎器にしたばかりにだんだん億劫になり結果止めてしまうのははモッタイナイです。  もう少し安くしてほしいところですが悲しいかメイド イン ジャパン凝っている分高いです。

長所軽い/よく混ざる/しっかり煎れる/コンパクトに収納できる
 まず、バランスが良くアルミ製なので軽く取り扱える。熱伝導の高いアルミですので熱量もすばやく均等に廻ります。 左右に振る作業も器の底部分がW形状になっており軽く振るだけで、豆が自転・公転するので良く混ざり煎りムラが軽減されます。 しかもコンパクトにどこにでも収納できるのもメリットです。 豆を入れた時のバランスの良さも特筆できます。

欠点チャフが多少飛ぶ・価格が高い
 底面に穴は開いてないので下からのチャフが出ませんが、上の豆投入部からチャフは多少飛びます 価格は、1本1本、職人さんがアルミを特殊工法を駆使して仕上げ、木の柄にもナラ材を使うなど材料も最高級品を使用しておりますので良い価格がします
しかし、原料高とは言えもう少しお値段がんばってほしい!代理店への納入価格もかなり高く・・販売店もギリギリでがんばってます。



〔いるいる〕    重量270g
価格:2,400円(本体価格)   焙煎可能量  50g程度

長所安い、遠赤外線効果
 日本の伝統的用具の焙烙です。陶器ですので遠赤効果があり、珈琲はなんとなくありがたい感じに仕上がります。伝統的用具ですので価格が安いのも良いです。

欠点
手がかなり熱い/チャフが多少飛ぶ/重い/容量が少ない
 まず、頭でっかちなのでバランスが悪く、扱いは簡単ではありません。分厚いミトン等を装着しないと柄の部分が短く、かなり熱くなるので焙煎ができません。 チャフが飛ぶのは、煎り上手と同じくらい。 バランスが悪いせいか結構重く感じます。美味しいコーヒーが焙煎できる10分以上をこの器を振って焙煎するのは結構重労働となります。しかも、一回の焙煎量が少なく労働力の割にはできる珈琲は極僅かとなります。 底の平面ですので、珈琲を沢山いれると混ざり難くなりムラができます
手焙煎器を総合的に判断すると・・・

良い点・・・とにかく安い処が良いところです。
1.安い・・・とにかく焙煎機の中で一番安いのがこのタイプです。
2.火加減の調整が可能・・・火を使用しますので火加減調節は可能です。ただし、温度計を設置する事も難しく感だけが頼りとなります。
3.焙煎技術が高まる・・・火力の調整、時間も自在に操れますので焙煎を理論的に練習できる格好の焙煎機です。 もちろんサンプル焙煎機として使用することも可能です。

悪い点・・・簡単という言葉が一切無い焙煎器です。しかし手間をきっちり掛ければ、美味しいコーヒーができます。
1.重い・・・焙煎中は重く腕がだるくなります。忍耐が必要。
2.手間が掛かかり過ぎる・・・おいしく焙煎するためにはゆっくりと最低でも10分〜18分程度の時間を掛けて焙煎することが必須です。 この焙煎器で美味しく焙煎する為には手間を惜しまない気持ちが必要です!
3.手軽さが無い・・・冷却後には豆にからまったチャフを丁寧に取り除きます。
4.汚れる・・・焙煎後には、ガスコンロ廻りが汚れます。

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手焙煎機


手焙煎機
珈琲焙煎器の中で最も安く購入できるがこの手焙煎器と呼ばれる種類です。
各種焙煎器はありますが、安いからと安易に飛びつくのは後々後悔の元となります。
使用環境・使用方法にあった焙煎器をしっかりと見極めて購入してください。
納得の上お買い求めいただきますとこの上ない家庭用焙煎機となりえます。