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☆今回のロットの生産エリアのKharijiya(ハリジヤ)はQIMA珈琲社管轄のイエメニア珈琲生産地の中で、良質な珈琲を生産する量が最も多い優良エリア。 カップオブエクセレンスなど主催するthe Alliance for Coffee
Excellence (ACE)が主催するイエメンのオークション、ベストオブイエメンでも、入賞ロットを生産する主要なイエメンのマイクロ産地7か所の内、このKharijiya産地の珈琲が全入賞ロットの過半数以上を占めるほどの名産地となります。 ◇このイエメニア珈琲を一括で管理するのが、QIMA珈琲社です。 イエメンで初めて認可を受けたスペシャルティコーヒー製造企業でして、これまでの良くも悪くも原始的だったイエメンのコーヒー生産を覆す最先端の手法でコーヒー生産を行っています。 ◇QIMA社は、チェリーを生産者と収穫するところから、中東最大の処理施設でパラボリックベッドに載せて乾燥させるところまでの生産プロセスの全手順を管理.指導して一定の基準のスペシャルティ珈琲に仕上げます。※とは言いましてもやはり険しい環境のイエメンです。 スペシャルティ規格とは言え、どうしてもその精製過程ゆえに豆面は他国比較では綺麗ではありません事、我々消費国が理解する必要があります。 ■零細農家からの珈琲チェリーの買い付け一つをとっても徹底しています。イエメンのコーヒー生産者は、極小規模であり最小で一人当り僅か2kg程度しか栽培していません。岩が散見される中東の2000mの高地では、生産効率は悪くそれゆえに希少価値が世界に認められているのです。 しかし、イエメニアを生産するそれらの極小規模の農家からも個別に直接コーヒーチェリーを買い付け、また追跡できるよう管理しています。 カッピング・・・ まずは香りにその原品種ならではの個性の主張があります。 QIMA社や世界中のロースターがフルーツに例えたり甘味に色々と例えて評価していますが、WINWIN本舗的にはアイリッシュクリームやショートケーキ(生クリーム)の雰囲気がまとわりつく中エスニックスパイスやラム酒などを複雑に感じるイエメンエキゾチック香と評させていただきます。2年前のイエメニアデビュー時からこの独特の香りが確認できていますので、これがイエメニアらしい香りなんだと思います。 風味にもこのクリーム味が纏わりつきます。 これまでのイエメンらしいエキゾチックなあの風味の中に、新しいイエメニア風味が入っているという感じです。 全体的に豪華なイメージのイエメンモカらしさも感じますが、でも全くのベツモノの風味です。 酸の入り方もとても綺麗で、後味もコク深く続きます。 毒されていない純粋な珈琲ですので、新たなイエメンの風味と言って良いでしょう。 高級味です。 冷めてもそのイエメニア風味は続きます。 焙煎・・ 度合はミディアム~ハイ+まで イエメンの妖しさをもったコクのある風味を簡単に出す事ができます。 |
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